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事業再生の取り組みに挑戦

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アパレル業界で広報を担当していたのち、銀座や渋谷などで店長をしていました。父親の体調が良くなかったことをきっかけにアパレル業界から保険業界に転職。SHE(戦略法人保険営業塾)に入会し、事業再生の取り組みに挑戦している古本さんのインタビュー内容をまとめています。

※参考ページ:https://she-hsc.com/member-interview/furumoto-san/

前職はアパレル業界

アパレル業界に進んだ理由は、「洋服に興味があった」からです。勤務していた会社は、古着買い取りやブランドもの買い取り店「ラグタグ(RAGTAG)」。8年間在籍していました。そこで、ウインドウディスプレイの監修や新店オープンの店舗内装などの広報を担当。のちに銀座や渋谷、下北沢などで店長に就任します。銀座と渋谷のスタッフは35~40人、下北沢は8人。平均年齢24歳、女性8割の職場でのコミュニケーションの取り方に苦労しました。

集団組織の目標の立て方や数値目標の追いかけ方、朝礼やミーティングの進め方など、人に伝えて行動に移してもらうことはなかなか難しく、思うようにいかないこともありました。自分が一生懸命にやっている姿を見せることが大切だと気づき、黙々とやっていたら物事が良い方向に進んでいったのではないかと思っています。

生命保険業界に飛び込んだきっかけ

父親の体調が良くなかったので広島に帰郷。プルデンシャル生命保険に加入していたため「コンサルティング営業」という仕事があるのを知っていたので、保険会社6~7社の採用試験を受験しました。会社の看板が広く受け止められる保険会社がいいと考えた結果、あんしん生命に入社したのです。

大学時代の友達やアパレル時代の仲間を訪ねて、広島で契約が取れたのは入社して半年が経ってからです。アパレル業界を辞めるときに相当迷惑をかけたと思っていたのですが、保険の営業を始めてすぐに、一緒に働いていたスタッフや同僚、内装やウインドディスプレイなどの取引業者さん、大勢の方が契約をしてくれました。今でも、お客様もご紹介していただいています。

五島さんのことは8年前から存じ上げていました。メルマガも読んでいて「このままではいけない」と、なんとなく思っていたのです。

あんしん生命MDRT会の理事の仲間数人が受講していて話を聞いてみると「いいと思うよ」という答えだったので申し込みました。正直、個人保険にはあまり困っていなかったのですが、法人でストックしていく仕事を続けられるようになるには、保険をかけることが企業経営に役立つという商談ができないとダメだと思っていました。

40歳までにエグゼになる、住宅ローンを完済するなどの予定を決めていて、それが何とかなったので、「40歳。2周目だ。やり方を変えよう」と思って勉強会に参加しました。自分の仕事の区切りのタイミングでもあったと思います。

受講して変わったこと

簿記論などの本を読んできたのですが、全く分かっていなかったようです。税引き後のキャッシュが利益剰余金に積み上がっていくPLとBSの現金の動きの把握やそれを改善するための積立か掛け捨てのかけ方かつ資金調達など「欲しかった情報がここにあった!」と思いました。

話の内容も変わりました。今までは、逓増定期保険の満期が来ているけれど、使う予定がない。どうするかといった場合「では一部解約して長期平準定期に替えましょう。あるいは経産省の特別償却を使うこともできますよ」とか保険の中だけで仕事をしていたのです。保険をかけて意味があるように、保険をかけて損がないように、枠からはみ出さない仕事をしていたように思います。

五島さんと事業再生に乗りだし、相手から感謝のメールをいただく

メールの相手は、宿泊業・不動産業を営む30歳の商工会役員。67歳の父親が「70歳になる3年後を見据えて代替わりをする」と事業承継の合意があったが、利益が出ている宿泊施設があるのに会社は現金が回らないという事例です。

彼とは仲が良く、財務や保険のかけ方の話をしていて、「1回見てくれませんか」と相談されました。当時は業績が悪くなかったので、父親にたどりつくことができなかったのです。

新型コロナの影響で父親が弱ってしまい、このままではいけないと勉強して片っ端から対策を打ってきたのですが、もう打つ手がない状態にまでなってしまったのです。そこのコンサルを五島さんが受けてくださっていて、彼とは2年半の付き合いのある私のところに声がかかりました。

今後のキャリアについて

今のところ直販をすぐに辞めるつもりはありませんし、ずっとここにいなければいけないとも思っていません。自分の好きなマーケットの開拓の方法や商談ができるならどんな形でもいいのです。今の私はマーケットをコントロールできているという状態ではなく、ぼんやりとしたお皿を広げてそこから上がってくる商談に取り組む、成り行き営業に近いところにいます。

45歳までにストックビジネスへの転換を考えていて、セミナーを始めました。セミナーでお会いできる数や法人に貢献できるようなスキルを上げて、ある程度は契約の出来高が見込める状況に持って行くことを目標としています。

成り行き営業ではなく、きちんと計画を立てて法人を主戦場として数字が読める形で営業マンを続けていくこと。その中で直販が足かせになるようなことがあれば考えますし、困らなければこのままいくと思います。

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